身体活動は重要って聞くけど、実際はどうやって評価するの?
活動量を測定する専門機器がないと想定できない?
身体活動量は、退院後の生活や地域高齢者、糖尿病などの代謝性疾患で重要です。
正確に活動量を評価には、ライフコーダーなど専用機械を1日装着する必要があります。
ただし、時間がかかる、機械を落とす事故などがある、機械を買うお金がない、など気軽に使えないことが多いです。
活動量を評価には、Life-Space Assessment (LSA)という質問紙を使う方法もあります。
LSAはメジャーな活動量評価の一つで、臨床や研究でも多く活用が報告されています。
この記事では、
身体活動を評価するLife-Space Assessment (LSA)について紹介します。
- LSAは短時間かつ簡単に活動量を評価できる
- LSA60点以下は死亡リスクの増加と関係する
- LSAは転倒や入院リスクを予測するカットオフ値がある
活動量を評価できる質問紙:LSA(Life-Space Assessment)
LSA(Life-Space Assessment)は、身体活動の範囲やレベルを評価する質問紙です。
2003年にPatricia S Bakerらが地域高齢者の生活空間の活動について評価するために開発・発表しました1)。
ライフコーダーなどの専門機器を使わずに、
10分という短時間で簡単に評価できるため、臨床や研究など広く用いられています。
LSAの測定方法
具体的な方法は、
- 生活空間
- 頻度
- 補助具や介護者の有無
の3項目からみます。
1.生活空間:「寝室以外の自宅内」、「敷地内」、「自宅近隣」、「町内」、「町外」の5つの領域で評価。
生活空間レベル1:寝室以外の自宅
生活空間レベル2:敷地内(玄関外、ベランダ、中庭、車庫、庭)
生活空間レベル3:自宅近隣(庭や建物以外の近隣の場所)
生活空間レベル4:町内(近隣よりも離れた場所)
生活空間レベル5:町外(町の外)
2.頻度:上記の生活空間に週何回行きたいかを評価。
週1回未満・週1~3回・週4~6回・毎日の4段階
3.補助具や介護者の有無:生活空間に移動する際に補助具を使用するか、介護者が付き添うかを評価。
過去4週間の活動量を振り返り、
- レベル1~5の空間に行ったか、否か
- 頻度は週1回未満・週1~3回・週4~6回・毎日
- 補助具や特別な器具の使用の有無
- 介助者の有無
4つの回答から、0~120点でスコアリングします。
0点は自宅の自室から出ない状態、120点は頻繁に町外まで移動している状態です。
LSAは、5つの生活空間に対して、“どれだけ自由に移動できるか”、“どの程度の制限があるか”を評価できます。
生活につなげて問題点を詳細に検討できる点もメリットです。
LSAの注意点
LSAの注意点として、以下が挙げられます。
- 施設入居者や入院患者での活用は注意が必要
- 認知機能や主観が影響するため活動量計と比べると正確性が落ちる可能性
LSAは生活空間が自宅の方を対象に使用するためのツールです。
そのため、入院前の生活を振り返ることはできますが、
施設内や入院中の活動量を測定することはできません。
また、自己回答する質問紙なので、回答者の認知機能や気分によって変動する可能性があります。
重度の認知機能障害やうつ病など気分変動が大きい人は活用が難しいです。
結果の解釈には注意が場合があることを知っておきましょう。
LSAは信頼性が高い評価
LSAの信頼性は、いくつもの研究で検証されています。
以下、結論です。
LSAはICC0.70以上で比較的に信頼性が高い
Portegijsらは、地域在住高齢者を対象にしたLSAの信頼性を調査しています2)。
結果として、2週間の検者内信頼性はICC0.72と高い信頼性でした。
その他にも、脊髄損傷者を対象とした調査では、LSAの信頼性はICC0.88であったと報告があります3)。
LSAは色んな国で翻訳されており、信頼性が検討されていますがどの報告でもICC0.70を超えているようです4)。
対象者によって多少の違いはありますが、比較的に信頼性が高い評価方法です。
LSAの臨床的に意味のある変化量は10点
LSAは「スコアが何点以上の変化が、誤差ではなく、臨床的に意味のある変化であるか」についても検討されています。
以下、結論です。
臨床的に意味のある変化量は10点以上
臨床的に意味のある最小の変化量をMinimal clinically important difference: MCIDといいます。
MCIDよりも大きな変化量は、意味のある変化が生じたと判断し、
逆に、MCIDよりも小さい変化量は誤差の範囲と判断します。
LSAの臨床的に意味がある変化は、LSA10点以上とBakerらは報告5)。
また、下記で紹介するカットオフ値でも、10点以上の変化としている報告がいくつかあります。
10点以上の変化を認めればしていれば、測定の誤差ではなく、臨床的に意味のある変化と判断できそうです。
LSAスコアが低いと死亡リスクが高い
身体活動は死亡リスクと関係しており、
活動量を知ることで健康状態を把握することができます。
以下、結論です。
LSA60点未満は死亡率が急激に高まる。
Mackeyらは、骨粗鬆症研究に参加した高齢者を対象に、活動量と死亡率の関係について調査しました6,7)。
その結果、
死亡リスクが上がる要因を調整しても、LSAと死亡率が関係していることを示しました。
男性のLSAスコアと全死亡リスクの関係は、
LSA101~120点に比べ
- LSA21~40点で2.15倍(HR2.15, 95CI1.12-4.11)
- LSA0~20点で3.82倍(HR3.82, 95%CI1.27-11.53)
と死亡リスクが高かった。
男性ではLSA40点以下は死亡率が高くなると報告されいます。
女性のLSAスコアと全死亡リスクの関係は、
LSA81~120点に比べ
- LSA41~60点で1.45倍(HR1.45, 95CI1.09-1.93)
- LSA21~40点で1.54倍(HR1.54, 95%CI1.12-2.12)
- LSA0~20点で2.44倍(HR2.44, 95%CI1.49-3.99)
と死亡リスクが高かった。
女性ではLSA60点以下は死亡率が高くなると報告されています。
また、日本においても、高齢者の活動量と死亡率の関係を調査した報告があります8)。
Watanabeらは、10,014名を対象とした大規模前向きコホート調査の結果は以下の通りでした。
- LSA60点未満は死亡率と関連を認めた(HR0.90, 95%CI 0.86~0.94)
- LSA60点以上は死亡率との関連を認めなかった(HR1.00, 95%CI0.92~1.07)
つまり、「LSAスコアと死亡率はL字型関係であり、LSAが60点より下がると死亡率が上がる」と述べています。
これらの報告から、
活動量がLSA60点未満まで低下すると、死亡リスクが高くなると考えられます。
死亡リスクの増加も問題ですが、
「死亡リスクが高まるほど、全身の健康状態が不良であり、活動量が低下している」と捉えることができます。
活動量の一つの基準として、LSA60点は知っておきましょう。
活動量は入院でどれくらい減少するか
入院によって活動量は下がります。
ここでは入院によって、どの程度の活動量が減少するかをまとめます。
以下、結論です。
- 入院によりLSAは10~20点程度低下する
- 外科的入院ではLSAは急激に低下するが回復は顕著
- 入院した高齢者の30%程度は活動量が低下した状態が続く
Brownらは、75歳以上の地域高齢者を対象に、
“救急部への受診”や“入院”によって活動量(LSA)が変化したかを調査しています9)。
その結果、
- 救急部へ受診した翌月のLSAは平均-6.1点
- 入院では平均-18.0点
地域高齢者において救急受診や入院は活動量が低下
と報告しています。
また、この調査の面白い点として、
「救急部へ受診した人のLSAは1年を経過しても有意に改善していなかった」と報告しています。
高齢者の活動量は、自然経過だけでは回復しない可能性を示唆しており、
フォローアップが必要な場合もあるかもしれません。
また、“非外科的治療の入院”と“外科的治療の入院”で活動量の変化が異なるか、Brownらは調査しています10)。
65歳以上の地域高齢者687名を対象に、入院前から6ヶ月ごとに48か月まで評価しました。
その結果、
- 非外科的入院:入院直後の活動量の低下は少ないが入院前レベルまで回復しない
- 外科的入院:入院直後の活動量の低下は顕著だが入院前レベルまで改善する
と報告しています。
考察にて、
外科的入院患者は、手術による改善が期待できるためLSAの回復が顕著であった可能性がある。
非外科的入院患者は、入院後に回復しにくい要因として、例えば心不全など進行性の重篤な併存疾患により機能低下が残存している傾向がある。
Cynthia J. Brown, et al. Trajectories of Life-Space Mobility after Hospitalization. Ann Intern Med. 2009.
と述べています。
非外科的入院患者は、退院によって完治するわけではないため、退院後も活動量が低い理由としては納得ですね。
心不全の他にもCOPDや腎不全など長期的なケアが必要な併存疾患には注意が必要そうです。
入院によって低下した活動量が、どれくらいの割合で回復するか調査されています。
Loydらは、65歳以上の地域高齢者173名を対象に、入院の1か月前から入院後1か月ごとに6ヶ月間の活動量LSAを評価した11)。
結果として、
- 入院後1ヶ月で53%の人が入院前よりもLSAが低下
- 入院後6ヶ月で34%の人が入院前よりもLSAが低下
していました。
6ヶ月経過しても入院前の活動レベルまで回復しない人が30%もいることを報告しています。
ちなみに、入院によってADL低下が生じる病院関連機能障害の有病率も30%と報告があり、
多くはないですが、一定の割合で入院後の活動量や機能低下が長期化する人がいるようです。
Loydらの研究で、入院前より活動量が低下した人の特徴について、
入院前よりLSAが低下した人は、低下していない人よりも、有意に入院期間が長く、入院前のLSAが高かった。
Christine Loyd, et al. Trajectories of Community Mobility Recovery After Hospitalization in Older Adults. J Am Geriatr Soc. 2018.
と述べています。
長期間の入院はより注意が必要であり、入院前の活動量が高くても安心はできませんね。
入院中は活動範囲が病室や廊下など狭く、ベッドや椅子で過ごす時間が長くなりやすいため、入院後の活動量の減少につながります。
高齢者の入院は平均して-18点程度もLSAを低下する可能性があり、特に、非外科的医療のため入院した場合は注意が必要です。
活動量は退院後に改善しない患者もいるため、入院中や退院後のフォローアップは重要です。
ちなみにですが、
転倒も活動量を低下させる要因であることがLoらによって報告されています12)。
65歳以上の地域高齢者970名を対象として6ヶ月ごとに転倒とLSAを調査した結果、
転倒後のLSAの変化は
- 転倒してケガや骨折がない人:-3.6点
- 転倒してケガをした人:-4.7点
- 転倒して骨折をした人:-14.2点
であったと報告しています。
この調査では、転倒によりケガや骨折した人はもちろんですが、ケガをしなくても活動量が低下することを示しています。
転倒するかもしれないという”転倒恐怖感”は、活動量を低下させる要因の可能性がありますね。
転倒恐怖感へのアプローチも活動量を向上させるために必要かもしれません。
転倒・入院リスク・IADL制限・閉じこもりのLSAカットオフ値
LSAスコアはさまざまな研究から、臨床に活用できるカットオフ値が調査されています。
今回は臨床で参考しやすいLSAスコアをまとめて紹介します。
以下、結論です。
- 転倒リスク:47.3点 13)/10点減少ごと 14)
- 救急受診や入院リスク:10点以上の減少 15)16)/53.0点 17)
- IADL制限:56.0点 18)
- 閉じこもり傾向:26.8点 19)
転倒とLSAの関係について、
池田らは介護予防事業から、転倒予防の指標となるLSAのカットオフ値を調査しています。
その結果、転倒リスクを判断するLSAカットオフ値は
カットオフ値47.3点、感度87.0%、特異度69.2%、AUC0.81
感度も比較的高く、一つの指標となるデータだと思います。
ただし、対象者が36名と少なく、女性のみなので結果の解釈には注意が必要ですね。
また、地域高齢者940名を対象に6ヶ月以内の転倒とLSAの関係を調査したLoらの報告では、
LSA10点減少するごとに転倒リスクが高まる(OR1.16、95%CI1.03~1.31、p=0.018)
と述べています。
LSAの減少が転倒リスクの増加と関係していること示しています。
救急受診や入院のリスクとLSAの関係について、
Kennedyらは75歳以上の地域高齢者400名を対象に36ヶ月間の追跡調査の結果、
LSA10点の減少で、翌月の救急受診や入院のオッズが14%も増加
と報告しています。
また、Loらは、高齢心不全患者147名を対象にした調査から、
LSA10点の差は、6ヶ月以内の救急受診率や入院率は14%高い(発生率1.14、95%CI1.04~1.26、p=0.004)
と述べています。
LSAの10点以上の減少は、救急受診や入院を予測する要因となる可能性が示されています。
ちなみに、日本における心血管疾患患者129名を対象としたHashimotoらの調査では、
- 2年間の心血管疾患における入院リスクに対するLSAカットオフ値は53.0点(感度55.9%、特異度82.1%)
- LSA53点を下回る場合、心血管疾患による入院リスクはHR2.54、95%CI1.14~5.68、p=0.023
- LSA53点を下回る場合、心血管疾患による死亡リスクR15.22、95CI1.69~137.2、p=0.015
と報告しています。
心血管疾患において、活動量は特に重要ですね。
LSAは転倒や入院などの有害事象との関係が報告されています。
LSAのカットオフ値を把握することは、有害事象の予防や予後予測、リハビリでの目標設定にも有用です。
カットオフ値はあくまでも、目安の一つですが、スコアを判断する際の情報として活用できます。
活動量が低下する要因
活動量が低下する原因を知ることはアプローチや予防にもつながるため重要。
ここではLSAを低下させる要因をまとめます。
以下、結論です。
活動量が低下する要因には、アプローチによって改善が可能な点と改善が困難点があります。
改善可能な問題点には評価から積極的にアプローチを検討します。
高齢や脳卒中など根本の改善が難しい要因に関しては、活動量低下のリスクとして把握し、
活動量がさらに低下しないように介入を検討します。
年齢別のLSAスコア目安
活動量は、年齢によって大きく異なり、高齢になるほど低いです。
ここでは各年代のLSAの平均値をまとめて紹介します。
正常範囲を知ることで、LSAの解釈に役立てましょう。
Phillipsらは、人口データをもとに、若年者から70歳以上の高齢者まで、LSAの平均値と中等値を算出しています25)。
- 30~49歳で100点程度
- 50~60歳で100点程度
- 70歳以上で80点程度
70歳未満では、およそ100点であることから、活動量の低下は70歳以上で始まるのかもしれません。
Phillipsらの調査では、70歳以上の高齢者でも、LSA80点前後であり、高齢者でも活動的な人が多い印象があります。
日本でも、介護予防事業に参加した高齢者を対象に、原田らはLSAのスコアを調査しています26)。
- 65~74歳で60点程度
- 74~84歳で50点程度
- 85歳以上で40点程度
Phillipsらの報告と比べると、日本では65歳以上の高齢者ではLSAが低いようです。
この理由が、対象者の収集方法の違いか、地形や文化的な影響なのかはわかりません。
活動量は個人の変化を評価することが大切ですが、
同年代と比べてフィードバックすることで理解がしやすくなります。
年齢ごとのLSAスコアはあくまでも参考ですが、臨床や地域活動で活用してみましょう。
訪問リハビリで活用しやすい屋内生活に特化した活動量評価Hb-LSA
屋内生活に特化した活動量評価Home-based Life-space Assessment (Hb-LSA)について紹介します。
LSAは主に屋外での生活空間を評価する指標です。
そのため外出の機会が少ない訪問リハビリの対象者ではLSAによる活動量の評価が難しいとされていました。
そこで2014年に大沼らは、屋内生活に特化した活動量評価Home-based Life-space Assessment (Hb-LSA)を開発し報告しています27)。
Hb-LSAは、LSAと同様に、
- 生活空間
- 頻度
- 補助具や介護者の有無
の3項目から、0~120点で採点します。
LSAと異なる点は、生活空間です。
Hb-LSAは主に屋内での活動量に着目した評価となっています。
測定時間は5分程度とLSA同様に短時間です。
信頼性に関しては、検者内信頼性、検者間信頼性ともにICC0.90以上と高く、LSAやFIM、動作能力とも高い相関を認めます。
信頼性や妥当性も高いことから、訪問リハビリの場面では屋内活動能力に有用な評価指標です。
まとめ
活動量を評価する質問紙LSAについてまとめました。
- LASは身体活動を評価できる短時間かつ簡便なツール
- LSA60点以下は死亡リスクが増加する
- 入院によってLSAは10~20点も低下する
- 非外科的入院をした患者の方が活動量の回復に難渋する
- 退院後も活動量が回復しない高齢者が30%程度いる
- LSAは転倒や入院リスクのカットオフ値が報告されている
- 屋内での活動評価に特化したHb-LSAは訪問リハビリで有用
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
参考資料
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- Erja Portegijs, et al. Life-space mobility assessment in older people in Finland; measurement properties in winter and spring. BMC Res Notes. 2014.
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- Jason Johnson, et al. Life-Space Mobility in the Elderly: Current Perspectives. Clin Interv Aging. 2020.
- Patricia S Baker, et al. Measuring life-space mobility in community-dwelling older adults. J Am Geriatr Soc. 2003.
- Dawn C Mackey, et al. Life-space mobility and mortality in older men: a prospective cohort study. J Am Geriatr Soc. 2014.
- Dawn C. Mackey, et al. Life-Space Mobility and Mortality in Older Women: Prospective Results from the Study of Osteoporotic Fractures. J Am Geriatr Soc. 2017.
- Daiki Watanabe, et al. Dose-Response Relationship Between Life-Space Mobility and Mortality in Older Japanese Adults: A Prospective Cohort Study. J Am Med Dir Assoc. 2022.
- Cynthia J Brown, et al. Impact of Emergency Department Visits and Hospitalization on Mobility Among Community-Dwelling Older Adults. Am J Med. 2016.
- Cynthia J. Brown, et al. Trajectories of Life-Space Mobility after Hospitalization. Ann Intern Med. 2009.
- Christine Loyd, et al. Trajectories of Community Mobility Recovery After Hospitalization in Older Adults. J Am Geriatr Soc. 2018.
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- Alexander X. Lo, et al. Neighborhood Disadvantage and Life-Space Mobility are Associated with Incident Falls in Community-Dwelling Older Adults. J Am Geriatr Soc. 2020.
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- Alexander X Lo, et al. The Association Between Life-Space and Health Care Utilization in Older Adults with Heart Failure. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2015.
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