評価

高齢者の歩行速度と生存率【論文】

皆さんはリハビリの臨床の場面で"生存率"という言葉を使うことはありますか?たぶん,ほとんどないと思います.リハビリの現場では,生死よりもADLやQOLに関わる場面が圧倒的に多いかと思います.しかし,高齢化が進む現在においては徐々にリハビリス...
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扁平足の評価とアプローチおススメ3選

扁平足は病院以外でも目にする機会が多い疾患です.リハビリでは,「扁平足で痛みで困っている」という人は意外と少なく,扁平足をメインに治療する機会は多くないかもしれません.ですが・・・扁平足=足アーチの不良は,変形性膝関節症を誘発したり,ランニ...
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【歩行観察】チェックポイントと観察を簡単にする方法【異常歩行】

歩行って、動きが早くてついていけない。どこに注目したよいか、わからない。歩行観察って難しい!理学療法士の大きな課題として、歩行観察・歩行分析があります。特に学生さんや新人さんは経験や知識が少ないこともあり、苦手意識を持っている人も多いのでは...
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ヘルスリテラシ―の評価方法ってどんなのがあるの?具体的な質問紙を紹介します【論文】

今回は,ヘルスリテラシ―についてのお話しです.そもそもヘルスリテラシ―という言葉を耳にしたことはありますか?WHOは以下のように定義しています。健康の維持・増進のために情報をアクセスし,理解,活用する動機や能力を決定する認知的,社会的スキル...
評価

サルコペニアのスクリーニング評価方法:握力と5回立ち上がりテストと指輪っかテスト

今回はサルコペニアの評価について.専門の機械がないような場所でも,簡単ですぐに使える評価方法を紹介します.日常の診療以外に,健康予防の活動にも広く使えるので,是非知っておいてください.この記事は以前の,"設備が整っていない病院や地域でのサル...
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【サルコペニアの評価】下腿周径と日本版SARC-F【専門機器不要!】

日本人のサルコペニアの診断は、アジアの7カ国の研究者からなるアジアサルコペニアワーキンググループ(Asian Working Group for Sarcopenia:AWGS)によって2019年に改訂発表がありました。その中でサルコペニア...
評価

ポジショニングにより関節可動域は良好になる【論文】

先日,先輩に代診をお願いした時の話です.先輩)Aさんのポジショニングはもっと頸部を屈曲位にした方が筋緊張は落ち着きそうだよね.枕を高くしてみたらどうかな?Aさんは多発脳梗塞による四肢麻痺で頸部伸展,両上肢屈曲,両下肢伸展パターンの除皮質硬直...
高齢者

サルコペニアの原因を掘り下げる

サルコペニアは加齢が基盤となり,栄養や生活習慣,慢性疾患の影響により筋肉量・筋力が減少している状態で,その結果,QOLの低下,介護や死亡のリスクが増加します.今回はサルコペニアのリスクを高め要因について,先行研究を踏まえて紹介します.サルコ...
高齢者

サルコペニアのイメージと具体的な死亡率

サルコペニアという言葉はだいぶ一般的になってきましたが,皆さんは具体的にどういうものか,どれくらい危険な状態か説明できますか?サルコペニアについて知ることで,地域での健康寿命の延伸や病院での治療に役立てることができます.今回のテーマはこんな...
運動療法

ストレッチをすると関節可動域は改善するか?

みなさんはストレッチをすると関節の可動域が広がると思いますか.ストレッチは理学療法に限らず,スポーツや健康体操でも広く使われている手技になります.誰でも気軽にできる,最も身近な運動の一つかもしれません.しかし,実際にストレッチの効果をはっき...